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Story①:新規企画プロジェクト

谷水大祐

ザ・クラシックゴルフ倶楽部 支配人

谷水 大祐

  • 経歴

2010年 福岡県立福岡高等学校 卒業
2014年 同志社大学政策学部 卒業
2014年 経営コンサルティングファーム 入社
2017年 クラシックマネジメントグループ株式会社 入社
2018年 ザ・クラシックゴルフ倶楽部 支配人就任
2022年 クラシックマネジメントグループ株式会社 総支配人就任

  • これまで立ち上げた主な新規企画

・セムグループ杯チャリティープロアマ
・タカギpresentsウィンターチャリティープロアマ
・-女子研修生サポート競技会-ネクストプリンセスカップsupported by 新日本製薬
・日本航空アマチュアゴルフ選手権
・ユナイテッド航空グアムチャレンジカップ
・スターフライヤーpresentsオータムゴルフ選手権
・タイ国際航空アメイジングタイランドカップ

~プロジェクト開発への想い~

自ら仕事を作り、その仕事の中で自身を成長させる。

大学卒業後、企業の調査や講演会開催を主業とする経営コンサルティングファームに入社しました。

全国各地を回り、様々な企業経営の事例に触れ、多くの成功モデルを学ばせていただいた社会人としての修行時代です。
コンサルティング会社は、実務を行うのではなく資料作成や会議での提案を主な業務とする、言わば黒子という存在。
その中で、自ら企画立案したことが社会で表現されたら、どれほどに市場に受け入れてもらえるのか、評価いただけるのか、自らの腕試しという意味でもすぐに挑戦したいという思いが常々あり、弊社に転籍後すぐに上記の新規企画を立ち上げました。

幸いにも、前職時代にスポーツ産業の情報に触れ、業界誌の連載執筆もしておりましたので、ゴルフ市場動向については入社前からある程度理解しておりました。業界の時流を読み、人的ネットワークを含めた会社の資源を以って、何ができるのか、開発の意義があるのかを考えた際に、行きついた答えは、「九州最大級のチャリティープロアマ大会」の立ち上げでした。

会社としても初めての挑戦となり、運営ノウハウはありませんでしたが自ら試行錯誤しながら収集。
多くの社員が大会運営を通して実務を学び、現在では、大手広告代理店と引けをとれらない運営にあるとご評価いただいております。
前例やノウハウがないことでも、勇気を持って自ら仕事を作り、その仕事の中で学び、自身を成長させることができることを実感いたしました。
この考えを改めて社員と共有し、今も尚、連続的に新しい企画に挑戦しております。

自ら仕事を作り、その仕事の中で自身を成長させる。

~目の前に立ちはだかった困難と試練~

提案・交渉を丁寧に積み重ね、たったひとつのベストアンサーを。

チャリティープロアマ大会イメージ①
チャリティープロアマ大会イメージ②

大会立ち上げにあたり、要件は大きく三つ。

一つ目は、大会のご支援をいただくスポンサーの募集です。様々な企業へ提案に上がり、当大会の社会における必要性をプレゼン。
しかし、返ってきた言葉は、「チャリティーを趣旨としたゴルフ大会?お金を渡すことが目的ならば、プロアマ大会という大袈裟なことはせずに、直接寄付に行きなさい。」という回答。
目的・意義がしっかりと定まっていない状態での営業活動となり、企業様から賛同をいただくことができませんでした。
その後、プロジェクトメンバー間で大会の目的・意義をもう一度話し合い、社会的課題の実情や志高きリーダーの価値観を一人でも多くの方に『伝える』ということを中心軸に置いて、当企画を再構成。
「ゴルフ場という人々の集いの場だからこそ、果たせる役割があります!」という言葉を武器に、経済的な支援に加え、大会プログラムの中に想いや価値観を“伝えるコンテンツ“を設けることにより、多くの企業様の否定が賛同へと変わっていきました。
以降、人々の心を動かす共感性のある企画理念や目的・意義をしっかりと固め、掲げた言葉と統合性のある大会プログラムを展開するよう心掛けております。

二つ目は、大会ホステスとなる女子プロゴルファーのキャスティング。
近年のゴルフ界は空前の女子プロブーム。
全国各地から引っ張りだこで、スケジュールがとれない、出演金額も高騰しているという状態にありました。
エージェントを通せば、一定数のプロは集まりますが、予算上採算が合いません。
そこで、この場で詳しくご説明することは難しいのですが、ゴルフ場とプロゴルファーにおける新しい概念を含んだ契約形態を考え出し、数多くの人気女子プロとの関係性構築に成功。
おかげ様で、第一回大会から15名を超える華やかな女子プロたちにお集まりいただきました。

三つ目は、苦労話ではないのですが、当チャリティープロアマ大会にご参加いただくアマチュアの募集。
おかげ様で、大会情報の公開後3日で100名満席という結果を得ることができました。
どれほどに大会メッセージをお持ち帰りいただけたのかは図り切れませんが、満足の声を多数頂き、今も尚多くのお客さまがこの大会をリピートしてくださっています。
私どものチームでは、このような社会性のある大会開発に加え、大手航空会社様を中心に、各企業様の商品・サービスを訴求することを目的としたPR型ゴルフコンペも数多く立ち上げております。
全ては私たちからの提案から始まります。
ゴルフ場だからこそ果たせる役割は何か、という自問を起点に提案を進め、今後も様々な産業とお付き合いを広げていきたいと思っております。

~成長の実感とやりがい~

想いが伝播し、共感の連鎖が生まれる瞬間。

チャリティープロアマの目的・意義は、伝えること。言葉を換えれば“想いの共有”にあるとお答えしましたが、大会設立の役割を少しは果たせたのではないかと思う出来事がありました。

第一回大会は、環境に恵まれない幼児を預かる児童養護施設の応援をテーマとしていたのですが、大会参加を通して子供たちの厳しい環境を知った関西出身の女子プロゴルファーの方が自ら自発的に手を挙げ、女子プロゴルフ界で衣服を集めて、幼児たちへ寄付したいと旗を振っていただきました。
その運動は、SNSで大きく拡散されて、ひとつの社会運動になったのです。全国各地から何箱にも及ぶ志が集められ、忙しいツアースケジュールの中、当プロ本人の手で施設に寄贈されました。

私たちが掲げた理念、目的意義が一人に伝わり、共感という輪が連鎖的に広がっていく光景を見せていただき、改めて仕事のやりがいを実感いたしました。

その他、多くのメディア様にも大々的に取り上げられ、大会に参加されていないお客さまからも多くの関心のお声がけをいただきました。
私たちにできることはまだまだ微力ですが、社会的に意義のある仕事を立ち上げ、一人でも多くの方を巻き込み、より良い未来を築く、その一助になれればと思います。

チャリティープロアマ大会イメージ③

〜次なる挑戦〜

期待と誇りを持てるゴルフ産業へ

期待と誇りを持てるゴルフ産業へ

国内スポーツ産業の中では圧倒的に大きな産業となっておりますが、近年、ゴルフ人口の減少や市場の衰退が叫ばれ、目立った新規参入もない状態が続いております。
その中で、今後の国内ゴルフ市場には期待は持てないという声を多方面から耳にしますが、考え方・熱意・知恵の持ちようによっては、このような斜陽産業においても永々と発展を遂げることができると信じています。

国家再興戦略として、スポーツ市場を現在の5.5兆円から15兆円へ引き延ばす方針を政府が発表しましたが、ゴルフ市場もその一助になり得ると考えています。
オリンピックや世界水泳、ワールドマスターズゲームズ等をきっかけに、世界中からインバウンドゴルファーを誘引する。
一人世帯社会が進む中で、クラブというコミュニティが心の憩いの場となる。健康志向・自然志向のライフスタイルへの兆候も確かに存在しています。
潮流に合わせて適応できれば、まだまだゴルフ産業にも役割があり、市場を築くことができると思うのです。

弊社で働くチームメンバーと共に産業の未来を構想し、世の中に求められる企画を練って、それらを丁寧に育てていく。
その延長線上には、新規事業も見えてくることでしょう。60年以上続くゴルフの老舗専門企業として旗を掲げ、我が産業の未来に想いを馳せていただけるようなワクワクできるゴルフ関連新規事業を、ここ福岡から誕生させていきたいと思います。

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