芝生や土壌を科学的に分析し、美しいグリーンを造り上げる
土壌の水分量や芝生の栄養状態等、科学的な分析をもとに美しい芝生を育てることや大きな重機を扱い、
戦略性のあるゴルフコースレイアウトを造成することが主な仕事。
外部専門家による研修や国内トップクラスのゴルフ場の情報を収集しながら、最新の管理手法を研究しています。
また、海外の気鋭コースデザイナーを採用したコース改造の社内プロジェクトも進められており、
国際的な視点でゴルフコース造りに取り組みます。
このように、大きなブルドーザーやトラックを扱うこともあれば、精密な測定器を用いた数値管理や事象研究を行うこともあり、
加えてお花や木々等の植栽管理までも行う、パワーと教養と感性が求められる大変やりがいのある仕事といえます。
仕事内容
1.美しいグリーンを造り上げる
①大きな機械に乗り、芝生を刈り込む
コース管理の第一の役割は、芝生を刈り込むこと。グリーンやフェアウェイ等、エリアごとに機械を使い分け、丁寧に刈り込み、強い芝生を育てていきます。
②土壌の水分量や葉の栄養状態を科学的に測定・分析する
土に含まれている水分量や葉に含まれている栄養分を自社ではもちろんのこと外部機関とも連携して測定・分析し、科学的根拠の下、肥料や薬剤投与等の最適な管理を実践していきます。
2.遊びがいのあるコースをデザインし、造成する
①お客様の声や海外の気鋭コースデザイナーの意見を取り入れ、モダンなコースをデザインする
ゴルフコースは、大地をデザインした一つの芸術品です。コースのコンセプトや土地の特性を意識し、遊びがいのあるコースレイアウトを設計していきます。近年では、海外のトップコースの事例も参考にすべく、世界的に活躍するコースデザイナーと共同プロジェクトに取組み、よりモダンなレイアウトを構想しています。
②様々な種類の重機に乗り込み、ゴルフコースを造成する
デザイナーが描いた設計図を参考に、ブルドーザーやショベルカーに乗り込んで、土壌を造成します。このような業務に取り組むためにも、コース管理チームでは積極的に重機に関する資格取得に取り組んでいます。
3.トーナメントの舞台をセッティングする
①トーナメントディレクターと大会セッティングを協議する
トーナメントとは、感動や興奮を演出する一つの“ショー”です。年々進化しているプロゴルファーの飛距離や技術を考慮して、ゴルフファンに観戦をより楽しんで頂ける大会セッティングを考えていきます。
②ボールが転がる速さやグリーン面の硬さを大会基準値に整える
トーナメントディレクターから、グリーンのスピードや硬さに関する大会基準値が指定されます。グリーンキーパーは、この基準値を達成すべく、長期的な計画を立てて、トーナメントの準備に取り組みます。
